図書館員のおすすめの3冊

図書館員が、毎月3冊ずつ本を紹介します。 ここで紹介した本は、三原市立図書館にありますので、ぜひ、ご利用ください。

11月の一般書


■『戦争と科学者 世界史を変えた25人の発明と生涯

(トマス・J.クローウェル/著 藤原 多伽夫/訳 原書房 2012年 559/ク)

本書は副題が示す通り、戦争に関わる25の技術を取上げ使用された時代背景と経緯、それに関わる科学者たちの経歴、性格、晩年に至るまでを記した作品です。武器とは、科学技術とは、戦争とは…。じっくり読んでいただきたい一冊。






■『花宴』

(あさの あつこ/著 朝日新聞出版 2012年 913/ア)

物語は、三万石取りで代々藩の勘定奉行を務める西野家の一人娘『紀江』の視点で進みます。武家の娘として「抗いきれない定め」を背負う紀江。その紀江の揺らめきや覚悟を丁寧に掬い上げた作品です。






11月のこどもの本


■『できそこないのおとぎばなし』

(いとう ひろし/作 童心社 2012年 E/イ)

「ぼく」ことおにいちゃん、きょうはついてない。なぜかって…、それは…。
文字で綴られているおにいちゃんの気持ちと裏腹なようで重なり合う背景絵。文字以上のものを絵が語り見せてくれるお話です。